Amazon物販・クラファン成功者がやっていた「商標戦略」5選
2025.06.14
目次
「あの商品、完全に真似されてました…」
これは、ある物販起業家の言葉です。
Amazonで人気を集め、クラウドファンディングでも目標額を大きく超えて話題となった自社商品。
気づけば、そっくりな商品が別の会社から登場し、さらに驚いたのは、自分が使っていたブランド名が使えなくなっていたこと。
「商標登録？ まだ早いかなと思ってたんです」
──そんな声、実はとても多いんです。
でも、成功している人たちは、違いました。
商品が売れる前から、しっかりと“名前”を守る準備をしていたのです。
成功者たちは「商標登録」を武器にしていた
Amazonやクラファンで成果を上げている人たちに共通しているのは、ブランドに対する意識の高さです。
「売れる商品」をつくるだけでなく、ブランド名に“権利”を持つことで市場を独占できる仕組みを整えているのです。
商標登録は、「真似されない」ためだけの手段ではありません。
むしろ、以下のような効果があります。
- モール・取引先・バイヤーからの信頼が得られる
- ブランド価値を高め、価格競争から抜け出せる
- 将来の海外展開・M&Aでも武器になる
では、実際に成功者が実践している“商標の使い方”とは？
5つの戦略に分けてご紹介します。
✅ 戦略①：商品名を商標登録して「独占」する
もっとも基本的な戦略は、自社のブランド名・商品名を商標登録して独占的に使える状態にしておくことです。
たとえば、
- 「モチ肌ナイトパック」
- 「スッキリルイボス茶」
などの造語・サービス名を登録すれば、同じ名前を他社が使えなくなるだけでなく、出品停止や削除要請も可能になります。
✅ 戦略②：シリーズ展開を見据えて「コアネーム」を確保
「今後、シリーズ商品を展開したい」
そんな人は、“核となる名前”だけでも先に押さえておくのが鉄則です。
例：
- 「LUXEシリーズ」
- 「KOTOBUKI JAPAN」
など、“親ブランド”になるワードを登録しておくことで、
「LUXE A」「LUXE B」なども安心して展開できます。
✅ 戦略③：Amazonブランド登録を活用する
Amazonで「ブランド登録」を行うと、
以下のような機能が使えるようになります。
- 模倣品の自動排除・出品停止措置
- A+コンテンツ（画像・動画を用いたページ作成）
- スポンサーブランド広告の出稿
- 商品詳細ページの改ざん防止
ブランド登録は、商標出願（申請）が完了していないと申請できません。
多くの成功者は、ブランド登録を見据えて先に商標を取得しています。
✅ 戦略④：海外展開・OEMに備えて英語名を商標登録
今後、
- 海外輸出（越境EC）
- 海外向けOEM
を見据えている場合、英語表記のブランド名も商標登録しておくことが重要です。
特にクラウドファンディングなどで「日本製」のイメージを打ち出す場合、
海外で無断使用されるリスクが高まります。
「JAPAN STYLE」や「SAKURA TOKYO」など、英語圏に通じるブランド名は、国内外ともに登録する意義が大きいです。
✅ 戦略⑤：クラファン開始“前”に商標を出願しておく
よくある失敗が、クラファン開始後にネーミングを公開してから商標を出願するケース。
その情報を見た第三者が、先に出願して権利を取ってしまうリスクがあるのです（実際にあります）。
クラウドファンディングは「名前とビジュアルで勝負するメディア」。
だからこそ、商標は公開前に出願しておくのが鉄則です。
💡「売れてから登録すればいい」は通用しない時代
商標は、出願が早い者勝ちの世界です。
後からでは、もう手遅れになることもあります。
ブランドに自信があるならこそ、その名前に**権利を持つことがビジネスの“保険”であり“戦略”**になります。
✅ 無料でチェックできます！あなたのブランド、登録できる？
商標登録は、「難しい」「高そう」と思われがちですが、
実は名前さえ決まっていれば、事前チェックは無料で可能です。
もしあなたが、
- Amazonやクラファンで売っている商品がある
- 名前にこだわってブランディングしている
- 模倣が心配、あるいは実際にされた経験がある
という状況なら、まずは診断だけでも受けてみてください。
弊所では、無料相談を受け付けております。
この記事は役に立ちましたか？
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。
